どうすればいい?任意整理を成功させるために大切なこと
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任意整理の成功率は8割
債務整理の中で、一番お手軽なものといえば任意整理です。条件によっては、消費者金融のブラックリストに登録されてしまうこともありますが、うまく行けば、過払い金によって借金は全てチャラになり、ブラックリストにも登録されません。
任意整理の成功率は8割とも言われているので、多くの人が得をすることになります。とはいえ、過払い金に関しては平成20年より前から借金をしていた人が対象になりますので、そうでない人は減額されることはほとんどないでしょう。
そうなると、現在の借金に対する利息を減額してもらう、利息免除の手続きを行うことになりますが、これが成功するかどうかということは、本人の状態や弁護士の裁量という部分が問題になってきます。必ずしも、任意整理を行えば利息免除してもらえるというわけではないのです。
消費者金融にもメリットがある
任意整理を成功させるためには様々な条件がありますが、基本的には消費者金融も乗り気です。なぜなら、任意整理を行うことで消費者金融にもメリットがあるからです。利息を免除されたら、消費者金融が受け取れる利息もなくなるため、メリットはないのでは、と思う人も多いでしょう。
実際に、受け取れるはずだった利息を受け取れないことを考えれば、利息免除は消費者金融にとってマイナスです。しかし、借金だらけで返済ができず、任意整理もできなかった人間が次にとる行動は、個人再生や自己破産となります。
そうなってしまうと、消費者金融は借金を返済してもらえなくなるため、そうなるくらいであれば、任意整理を受け入れて、現在ある借金だけでも返済してもらったほうが、得は大きいのです。
弁護士に依頼をすること
任意整理は消費者金融にもメリットがあることとはいえ、無条件に受け入れてもらえるということではありません。たまに、弁護士に頼らず、個人で任意整理をしようとする人がいますが、これはやめておきましょう。なぜなら、過払い金請求だけならまだしも、任意整理となってくると、かなり専門的な知識が必要となってきます。
弁護士がいないことで、消費者金融の人間も舐めてかかってくるので、うまく言いくるめられてしまうこともあるでしょう。また、司法書士の場合、過払い金を含んだ借金の合計が140万を超えてしまうと、法律的に処理できなくなってしまいます。そのため、最初から弁護士に相談したほうが良いのです。
返済計画をしっかりと練ること
任意整理を成功させるために重要なことは、返済計画をしっかりと練るということです。消費者金融が任意整理を受け入れるのは、返済できることが確実な場合のみです。利子を下げて欲しいとお願いしているのにも関わらず、返済もできないという話は、普通に考えても通るはずがないでしょう。
そのため、しっかりとした職業につき、どれだけの給料の中から、生活費として使わないどれだけの金額を返済にあてることができる、というプランをしっかりと提示することが大切になってきます。これを断られると、個人再生や自己破産という他の債務整理を行わなければならなくなるので、注意しましょう。
後から借金を追加しないように
任意整理を成功させるためには、弁護士に相談する段階から注意しておかなければならないことがあります。特に、借金の総額をおおやけにするということが一番重要です。多重債務に苦しんでいる人は、どこの消費者金融からどれだけ借りているのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。
弁護士は現在の借金額を見て、その後の計画を進めていきます。そのため、借金の総額が途中で変わってしまうと、また一から計画を練り直さなければならなくなるのです。最初に借金の総額をしっかりと報告しておきましょう。
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